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このページでは英語1文1文の読み方を解説しています。
高校入試・大学入試の成績が低い理由と、その上げ方を知りたい方はこちらをご覧ください。
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なぜ英語が解けない(読めない)のか

それは適切な方法で文法を教わっていないからです。

1つ例を挙げて説明しましょう。

I have a pen.

この文章が読めない人はいないでしょう。
「私は1本のペンを持っている。」です。

では、この文章がなぜこの様に訳されるのかなぜ単語はこの順番なのかは説明できますか?

学校や多くの塾ではI=私、have=持っている、a=1つ、pen=ペンであり、だからこの文章は「私は1本のペンを持っている。」となる。と教えています。ですがこの教え方は不十分であり、適切とは言えません。

結局この方法では英文を訳すのではなく、英単語の日本語訳からそれっぽい日本文を作っているに過ぎません。

私が小中高生だった時はこの方法で解いていましたし、大手学習塾で講師を務めていた頃はこの方法で解いている生徒を多く見ました。

I have a pen.程度の短く、単純な文章ではそれで対応できるでしょう。

ですが、
I know that he wants me to help him with his homework.

この様に文法が複雑だったり、代名詞が多い文章は上手く訳せません。

では一体何を教われば英語が解けるようになるのか?

それは品詞です。

他にも「五文型」、「to不定詞」、「分詞」、「接続詞・関係詞」という、知らなけれならない基本文法がありますが、それらの根本をなすのは品詞の考え方です。

品詞の考え方を身に着けていないと、上に挙げた文法を勉強する意味がありません。

また、巷に広がっている英語の勉強といえば「単語帳」ですが、単語の勉強も品詞の考え方が身についていなければほぼ無意味になります。

ではその品詞とは何か、そしてその品詞の考え方を使った英文読解法を説明します。

まず、品詞とは、国語で習う名詞や形容詞などのことです。

中学英語・高校英語で覚えておくべき品詞は、

  • 名詞
  • 動詞
  • 形容詞
  • 前置詞
  • 接続詞
  • 副詞
  • 助動詞
  • 冠詞

です。

これらを完璧に理解していれば、英語の理解度はぐんと上がります。

上に挙げたto不定詞や分詞等の複雑な文法も分解していけばこれらの品詞に分けられます。

小中高と英語を勉強してきた自分の経験と、大手学習塾で3年講師を務めた経験で言うと、英語ができない子のほとんどは品詞がわかっていないです。

なので、「be動詞+~ing=現在進行系」や「to+動詞の原形=to不定詞」といった文法を覚えても、結局それが何になるのか(=何詞になるのか)わからず、どこにどう置けばよいのか分からないのです。

こういう思いは親御さん達にもあると思います。

品詞を使って英文を解析してみよう

英語の文章は必ず品詞の集まりによって構成されています。

例えば上で例に出した
I have a pen.
これは、
I have a pen.
と分解でき、
Iは名詞、haveは動詞、aは冠詞、penは名詞という品詞がそれぞれ当てはまります。

そしてこの文章がなぜこの順番になるのかを品詞を使って説明します。

  1. まず文頭は疑問、命令文でない限り名詞が来る(これを主語という)。
  2. Have a pen.にするとIが余るので命令ではない。またDoやDoes、助動詞がないので疑問文でもない。
  3. よって文頭は名詞であるIかpenに絞られる。
  4. 主語の次は動詞が来るので、penが主語の場合はhaveはhasでないとおかしい。(3単現のS)
  5. Iが文頭(主語)確定。
  6. 主語の次は動詞が来なければならない。動詞はhaveしかないのでhaveが確定。
  7. aは冠詞といい、名詞の前に置き個数などを表す。名詞はあとpenしかないので、a penの順番が確定。
  8. 動詞の後には名詞が来ることが多い(動詞の目的語)+名詞を連続して置くことはできないので、A pen I haveとはならず、a penはhaveの後に来る。
  9. I have a pen.となる。

これがI have a pen.がこの順番でしか存在し得ない理由です。

学校や多くの塾でこの様な教え方をしているでしょうか?

答えはNOです。残念ながら。

だから英語が苦手な人が多いのです。

でも、これは逆にチャンスとなります。

英語が苦手な人が多ければ、その分少し英語が読めるだけですぐに高い偏差値を取れるようになります。

この品詞を中心とした勉強法は「品詞分解」といいます。

品詞分解は長文読解や並び替え問題で特に役に立ちます。

中学・高校英語の試験で長文読解や並び替え問題の配点は6-7割以上を占める事が多く、この解き方を身に付ければそれだけで偏差値は60台へ到達します。

試験の配点等についてはこちらを御覧ください。

正しい英語の勉強はどこで受けられるの?

西原塾でなら受けられます。

私は小中高とずっと英語が苦手でずっとコンプレックスを持っていました。

それを克服するために、アメリカ人の教授から英語を習えるレイクランド大学へ行き、英語が得意になりました。

今では人に教えられるまでになりました。海外のサイトで買い物ができるようになりました。

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