【生徒の声】難関私大に合格できるまでに実力を伸ばしてくれて本当にありがとうございました【高校3年生のYUくん】

YUくんのアンケート

西原塾をどこで知りましたか?

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他の学習塾の提供する授業・進路指導と比べた場合、西原塾の質はどの程度優れていると感じますか?または劣っていると感じますか?

極めて優れている

何が決め手となって西原塾を利用しましたか?

一般的な講師1人につき生徒2人の個別塾とは違い、完全なマンツーマンで指導を行ってくれたこと

独学での英語の勉強がうまくいかず、近所の塾に通ったものの、英語の勉強法が身につかなかったこと

西原塾へ来る前はどんなことに悩んでいましたか?

独学での英語の勉強がうまくいかず、近所の塾に通ったものの、英語の勉強法が身につかなかったこと

西原塾の授業、進路指導はいかがでしたか?悩みは解決しましたか?

1コマ90分、完全なマンツーマンでの指導、そして解説に頼るのではなく、自分の頭で考えて答えを導き出す授業のおかげで、英語の勉強法だけでなく、実生活においても重要な思考力を身につけることができた

塾長:西原陽介へ一言お願いいたします。

入塾当初、英語が中1レベル以下であり、思考力も未熟であった自分を難関私大に合格できるまでに実力を伸ばしてくれて本当にありがとうございました。

西原塾に入る前の自分にアドバイスするとしたら?

たとえ、すぐに結果が出なくとも、諦めずにコツコツやろう

西原塾塾長:西原陽介からのコメント

YUくんアンケートありがとう!

YUくんが西原塾に来たのは高2の6月でした。

入塾面談の時にお母様から「学校の保護者会で『学校では英語の成績を上げられないので塾や予備校に通ってください』と言われてきました。」と聞いてとても驚きました。

実際に、YUくんの高校は偏差値68とトップクラスの進学校でしたが品詞や5文型、不定詞の判別などといった基礎英文法が全く分かっていませんでした。
今振り返ればYUくんがサボっていたからではなく、学校の指導内容が原因だったのだろうと思います。

基礎英文法は特につまづくことなく進み、最初に壁にぶつかったのは音読パッケージで和訳を出してもらう時でした。
「私たちは暮らしに病気を得るような心臓の病気」のような、和訳が正しい正しくない以前に日本語として成立していない文をよく作っていました。
何度も「日本語になっていないよ」と指摘したのを覚えています。

決められた単語訳や文法訳を使いつつ、自分が100%理解できる日本語を目指すことを意識するようになってからは少しずつ改善していきました。
その後は着実に成長していき、現役時のセンター試験では153/200点と十分優秀な成績を修めました。

苦戦していた英語に対して世界史は最初から順調で、現役時のセンター試験では95/100点を取っていて、最後まで安定していました。

日東駒専クラスなら合格圏内でしたが、YUくんの意思を尊重してMARCHや早慶を目指して浪人することになりました。
正直、現役終了時の点数から浪人すれば余裕で早慶レベルに届くと思っていました。

そんなYUくんに予想外の壁が立ちはだかります。
なぜか英語の点数が上がらないのです。

浪人突入時からセンター試験やMARCHクラスの過去問を解き始め、浪人後の10月に時点でセンター試験は2007~2020年までの14年分を2回ずつ、学習院大学の過去問も14年分、受験予定の3学部ずつ解きました。

過去問は解いて終わりではなく、答え合わせの後に1回は自分で解きなおしをしてもらい、そこでも解けなかった問題を私が細かく解説していました。
これでけやっていれば普通なら嫌でも読解力が上がり、試験問題の出題形式にも慣れて点数が上がっていくはずです。
しかしYUくんは浪人生になった春からずっと点数が変わりませんでした。

原因は2つありました。

1つ目はMARCHレベルの長文に対して和訳ができてもその内容を100%理解しきれていないという日本語力不足。
2つ目は「この問題は受験生に何を聞いているのか」といった問題作成者の意図を読み取れていなかったことでした。

お母様から聞いていましたが、この時期は「自分は頭が固く、先生の教えたとおりにできない」とかなり悩んでいたようです。

なかなかうまくいかなくて自信を失ってしまったこと、不器用で柔軟に物事を考えられないことがコンプレックスになり気になるようになってしまったこと、これをきっかけにこれまでの生き方を後悔するようになってしまったことをお母様から聞いていました。

私はお母様に次のようにアドバイスをしました。

  • 悩みや苦しみがあるのは高いレベルへ向かっている証拠であること
  • 悩んだ時に自分なりの答えを出す習慣を身につけることで論理的思考力を鍛えられること
  • 悩みの原因を特定し、改善策を自分で考えることは重要だけど、自己否定は止めてあげてほしいこと
  • 基本は一人で考えさせ、助けを求めてきたら手を差し伸べてあげてほしいこと
  • 自分の中で歯車がかみ合っていないから点数につながっていないだけで、単語力・文法力・論理的思考力それぞれは十分高いレベルにあること

人によってはここで心が折れてしまうことがあるので正直このアドバイスは賭けでしたが、YUくんなら生まれ変わるチャンスにできると信じていました。

その後も点数が上がらない状態が続きましたが12月に入りついに効果が表れ始めました。
明治大学や法政大学の過去問で正解率が80%を安定して超えるようになったのです。
やっと眠れる獅子が目覚めたかとこれまでの講師人生の中で一番うれしかったです。

一度感覚をつかんでからは今までの苦労が嘘のように爆発的に点数が上がりました。
もはやセンター試験の過去問では90%前後をキープし、MARCHや関関同立の過去問では80%以上をキープしていました。

その勢いのまま受けた共通テスト本番では、

  • 英語: 88/100点
  • 世界史: 97/100点
  • 現代文: 85/100点

と凄まじい点数をたたき出していました。

唯一古文だけは英語に圧迫されて手を付けるのが遅れたため19/50点でしたが、共通テスト後に対策すればぎりぎり間に合いますし、MARCHの中には法政大学など古文を試験に課さない大学もあるため間に合わずとも十分良い結果を出せると信じていました。

能力的には完璧なので、あとは本番で実力を発揮できるかYU君の精神力が合否を分けるところまで来ました。
この一念苦しみながら考え、もがき続けた分精神力も大きく成長しているはずです。
予期せぬ体調不良などなく、今のYU君のまま受験できれば結果はついてくると確信していました。

最終的にYU君は次の大学に合格しました。

  • 明治大学
    法学部・経営学部
  • 法政大学
    法学部・経営学部・経済学部・社会政策学部
  • 中央大学
    商学部
  • 成蹊大学
    法学部・経営学部・経済学部
  • 成城大学
    法学部・経済学部・社会イノベーション学部
  • 武蔵大学
    経済学部・人文学部・社会学部

最終目標としていた早稲田大学には惜しくも落ちてしまいましたが、MARCHには3大学7学部合格と大成功と呼べるとんでもない結果に終わりました。
YU君は最終的に明治大学 法学部に進学しました。

大学入試は努力した人が報われるものですが、努力した人が必ず報われるわけではありません。
YU君と同じように悩みながら努力したにもかかわらず、結果がついてこなかった人を数多く見てきました。
悩んでいた時期を知っているだけに、結果がちゃんとついてきてくれて本当にうれしかったです。

私の中でYU君は特別な存在です。
高2の6月からかれこれ2年半毎日のように授業をしてきました。
これだけ長い期間指導したのはYU君が初めてでした。

大げさかもしれませんが、YU君には私の知識・考え方すべてを教えたつもりです。
YU君が大きく成長し、実力をいかんなく発揮して結果を出した。
塾講師としてこれ以上の喜びはありません。

合格おめでとう。
約2年半、本当にありがとうございました。

YUくんのお母様のアンケート

西原塾をどこで知りましたか?

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他の学習塾の提供する授業・進路指導と比べた場合、西原塾の質はどの程度優れていると感じますか?または劣っていると感じますか?

極めて優れている

何が決め手となって西原塾を利用しましたか?

勉強において、息子の分からないところを分かってくれる先生に出会えた事

西原塾へ来る前はどんなことに悩んでいましたか?

上と同じですが、息子の分からないところを分かってくれる先生に出会えなかった事

西原塾の授業、進路指導はいかがでしたか?悩みは解決しましたか?

悩みは解決しました。大変きめ細かい指導と生徒にとことん考えさせる授業は勉強の向上だけではなく、人としても成長させてもらいました。

塾長:西原陽介へ一言お願いいたします。

息子の中学生レベルの英語力を最終的にはGMARCHに合格できるまでにしていただき、本当にありがとうございました。心より感謝を申し上げます。

西原塾への入塾を検討しているお子さん・ご家庭へアドバイスをお願いいたします。

すぐに結果が出ないこともあるかもしれませんが、先生の指導に従えば必ず良い結果につながると思います。

西原塾塾長:西原陽介からのコメント

YU君のお母様、アンケートありがとうございます。

また、合格おめでとうございます。

現役時は新しい知識を覚えることが主な内容であり、暗記作業が得意なYU君は急激に実力を上げることができていました。

しかし、浪人中は得た知識を用いて論理的に考えて解くという、恐らくYU君が苦手としていた(または慣れていなかった)作業が中心となりました。

また、ゼロから実力が急上昇し手ごたえを感じられた現役時と違い、過去問の点数が急激に上がるわけでもなく精神的に辛かったと思います。

途中で「先生の言っていることは分かるが、どうしたら良いか分からない」と悩んでいるとご相談がありましたが、そんなギリギリの状態でも諦めず、粘り続けた結果が今回の快挙につながったと思っています。

浪人中の勉強を通じて論理的思考力が上がったことはもちろんのこと、苦しみ続けながら1年を耐えたメンタルコントロール・経験・実績は貴重な財産です。
1年浪人する、大学に入って1年留年する、社会に出てから1年休職する、どれも1年という期間は同じです。

しかし、浪人生の1年は社会からの隔絶感、現役合格していった同級生への劣等感、「今年は失敗できない」という緊張感などが入り混じったものすごく濃く特殊な時間です。

私は今でも浪人時代が一番自分自身や人生について考えた時間だと思っていますし、あの時があったからこそ今の自分があると思っています。
YU君にとってもこの浪人期間が価値あるものになれば幸いです。

YU君は現役受験後にも浪人生として継続して指導させていただいた初めての生徒です。
通常ならば現役の結果を踏まえて他の塾へ移ってもおかしくないところをもう一年私にチャンスを与えてくださって、本当にありがとうございました。

その信頼に少しでもお応えできていれば幸いです。

約2年半、本当にありがとうございました。

投稿者プロフィール

西原陽介
西原陽介