4日間の授業で、センター英語72点から後期日程で東洋大学へ合格!
2016年の記事です
この記事は2016年3月に投稿した内容を再投稿したものです。

みなさんこんにちは。
2/22から3/5まで行っていました私立大学の後期日程、英語対策授業ですが、参加していた生徒が、無事に後期日程の中での第一志望である『東洋大学』へ合格しましたのでお知らせします♪

前期で日東駒専全滅
この生徒Iくんは受験勉強を今年に入ってから始めたという、埼玉県の花咲徳栄高校の3年生です。
今年のセンター試験の自己採点は、
国語:148/200
英語:72/200
世界史:58/100でした。
国語はもともと得意だったらしく、なかなかよい点数ですが英語と世界史、特に英語が壊滅的でした。
本人いわく、『英文が何を言っているのか全然わからなかったし、英文をどう作るのかも分かっていなかった』そうです。
センター利用で国士舘大学、大東文化大学、平成国際大学には合格していましたが、2月の一般入試では東洋大学や日本大学など「日東駒専」と呼ばれるレベルの大学は全滅していました。
そんな状態で『壊滅的な英語さえ改善できれば・・・』と思ったお母さんが西原塾のHPを見て『今ままでの勉強法と全く違うここなら英語が読めるようになるかもしれない』とお電話をくださいました。2/21のお昼にお問い合わせの電話を頂いて、その日の夕方に面談、22日から授業開始と電撃的に始まりました。
西原塾での授業は試験まで日がないことから、朝9時〜夜9時までの約12時間。内お昼と夕方に1時間半程度ずつ休憩を入れるので1日約9時間の授業となりました。
期間は2/22から3/5日まで13日間。うち2/27と3/4と3/5は入試のため午後のみの授業です。
Iくんと2人でがんばった13日間を日記にしてみました。
授業計画
【1〜2日目】
英文を読むために最低限必要な文法を身につける
【3日目〜13日目】
やさしいレベルから順に海外の本(洋書)を読みまくり『英語を見ると思考が停止してしまう』という英語アレルギーを取り除く。
そして『細かい文法は知らないけど、長文の内容は1度読めば5,6割分かる』という状態にする。
大学入試の問題は大きく長文問題と文法問題に分けられます。
学校や他の予備校では、短期間で点数を上げたい場合は文法を1つでも多く暗記して確実に点数を取りに行くよう授業するのですが、私はあえて英語長文を読めるようにする道を選びました。
理由は、
- 文法の勉強で長文は読めるようにならないが、長文を読む勉強では多少文法問題も解けるようになるから
- 生徒のお母さんが「大学受験も大切だけど、それよりも大学入学後など今後の人生で英語で困らないようになってほしい」と考えていたから
の2点です。特に2つ目の理由で長文を読めるようにする授業を決意しました。もちろん13日間で大学入試レベルの英語長文が読めるようになる授業ができるという確信の上です。
1日目:2/22

最初の2日間は英文を読むために最低限必要な文法を教えました。
必要な文法とは、
【品詞(名詞・動詞・形容詞・副詞・前置詞)】
【五文型】
【to不定詞】
【分詞】
【接続詞・関係詞】の5つ。
手順は次の通りです。
- 西原塾オリジナルのテキストを確認
- テキストに沿って板書しながら説明
- 10分ほど時間を取って、テキストを暗記してもらう
- 西原塾オリジナルの確認テストを解く
- 暗記できているところ、できていないところを確認する。確認テストは「今回の範囲、前回の範囲+今回の範囲、前々回の範囲+前回の範囲+今回の範囲・・・」としりとりのように増えていくので短期間で何度も演習できる。
1日目の今日は名詞・動詞・形容詞・副詞・五文型・to不定詞まで教えました。
まず最初に西原塾オリジナルのテキストを渡し、それに沿って解説をしていきました。
名詞や動詞などは名前を聞いたことはあったそうですが、使い方までは教わっていないらしく、副詞に至っては初耳だったそう。
to不定詞は「to+動詞の原形」が名詞・形容詞・副詞になることは知っていましたが、それぞれどうやって見分けるのか、判別方法までは知りませんでした。学校や塾でも教わらなかったとのことでした。
テキストと僕の解説が終わったら、これまた西原塾オリジナルの確認テストを受けてもらいました。
1番最初に受けた名詞の確認テストで2個ミスがあったのを除いてすべて満点でした。上々の滑り出しです。
2日目:2/23

今日も文法の続き。
2日目はto不定詞の復習から始めました。
to不定詞は「to+動詞の原形」が名詞・形容詞・副詞として働くのを知った上で、すばやく判別できなければ意味がありません。
判別方法はテキストで説明していますが、やはり実際の英文を見て慣れるのが1番早いので西原塾オリジナルのto不定詞判別問題を何度も解いてもらいto不定詞の判別に少しずつ慣れてもらいました。
to不定詞の判別にかなり苦戦していて、判別問題を何度やってもなかなか正確に判別できませんでした。
to不定詞の次は分詞です。
現在分詞・過去分詞の訳し方、判別方法を教えました。
分詞にも名詞・形容詞・副詞の用法があるのですが、時間がないので副詞の用法は飛ばしました。
副詞の用法は「分詞構文」と呼ばれ高校英語の難関とされているのですが、知らなくても英文を読むときにあまり困らないうえに文法問題で出題されても1問(約2〜3点)程度にしかならないので時間をかけて教えるだけの価値が無いと判断しました。
分詞が終われば接続詞・関係詞です。
関係詞は英文によく使われているため、しっかり理解し使いこなせないと長文が何を言っているのかほとんど分かりません。
接続詞・関係詞にも名詞・形容詞・副詞の用法があり、どのように判別するのかをto不定詞や分詞と同じように教えました。
関係詞は予備校で習っていた頃の知識があるからか「名詞+形容詞節」の構図をすぐに理解していました。
形容詞節さえ分かれば関係詞は簡単なので幸先が良いです。
これらを1日目と同じように確認テストを繰り返し受けながら短時間で可能な限り反復して練習し、理解と暗記を深めました。
3日目:2/24

今日からは実際に英文を読んで、1日目2日目で学んだ文法の再確認と、英文を読めるようにする訓練です。
『英文を読めるようにする』ために『英文を読む』とはなんとも矛盾していそうですが、実際は”Jen lives in Australia. Jen and her friends are not at college today.”のようなかなり簡単な英文を読むことで英文に慣れてもらいます。
もちろん過去問を解いてもらうわけではありません。
ここが西原塾の英語勉強法の真骨頂です。
西原塾では英文の読解力強化に『洋書の読書』を取り入れています。
洋書とは海外で売られている本のことです。
西原塾ではオックスフォードブックワームというシリーズを主に使っています。
入門用のstarterから上級者用のstage6まで7段階あり、最初のstarterは小学校高学年レベルとされています。

Iくんは英語が苦手で、しかも英語を見た時に「あー分かんないや。無理。」と思考が停止する英語アレルギーがある感じなので、無理せずstarterから読んでもらいました。
Iくんが1冊めに選んだのは”Blue Fins”という本でした。
「海で網にかかり泳げなくなったイルカを助けたら、後でサメに襲われそうになった時に助けてくれた」という昔話チックな内容の本です。
英語アレルギー持ちが読む初めての洋書ということでかなり時間がかかり、2時間ほどかけてやっと読み終えました。
読み終えたら本の内容を要約して書いてもらいました。もちろん英語でです。
読むだけでもかなり英文に慣れることができますが、実際に自分で英文を作り書いてみることで読書とは別の角度から英語の構造に対する理解を深めることができます。
第一・第二・第三文型といった単純な文型しか使っていませんが意味が読み手に伝わる良い要約文が書けています。
この調子で洋書を読んでは要約文を書き、また洋書を読んでは要約文を書き・・・と繰り返してもらいました。
”Blue Fins”に加えて”Lucky Break””The leopard and the Light house”と読み進み、この日1日でstarterレベルを3冊も読み終える事ができました。
要約文は”Blue Fins”と”Lucky Break”の2冊分も書きました。
日本語の小説を趣味で読んでいたため洋書にしても読書に抵抗はなかったのですが、やはり好きな本を読んでいるわけではないからか読んでいる時に1時間ほど居眠りしていました。
お昼すぎだったのでちょうど眠くなる時間というのもあって起こすことなく寝かせておきました。眠い時は寝るのが一番です。

4日目:2/25
昨日だけでいきなり洋書を3冊も読めて少し自信がついたようなので、力試しで「北辰テスト」を解いてみました。
北辰テストは埼玉県の中学生が受ける高校受験用の模試です。ちなみにアマゾンで買った平成26年度中3試験です。
結果は70/100で偏差値は64.3でした。(付属の偏差値換算表を元に算出)
Iくんに聞いてみると、中3の時に受けた北辰テストではだいたい偏差値50台前半をうろちょろしていたそうで、今回の64.3という結果に驚いていました。
中3当時は英文はほとんど何を言っているか理解できず、長文問題は勘で解いていたとのこと。
「高3が中3のテスト受けてるんだから結果が良くて当たり前だろ」と思うかもしれません。
ですがIくんは高校3年間予備校には通っていましたが、ただ通っていたというだけで英語力が上がるような勉強はまともにしてこなかったそうです。
高校受験にせよ大学受験にせよ塾に通っているだけでは成績が上がらないのは皆さんご存知だと思います。
まぁ、だからこそIくんは2月下旬になって慌ててうちへ通うようなことになっているんですけどね。
話を戻すと、Iくんは偏差値50台前半だった中学3年から高校3年の今まで3年間のブランクが有るのにもかかわらず、今回の北辰テストで偏差値64.3を取りました。
これはとても驚くべき成長だと思います。
どんな優れたスポーツ選手でも3年のブランクは能力を衰えさせますが、Iくんは逆に英語力が上がっている。
4日目にして僕の指導が効き始めているということです。
もちろんただ点数がいいからといって喜んでいられません。
なぜ点数が良かったのかを分析しました。
Iくんにどこができるようになって、どこがまだわからないかを聞くと、「並べ替え問題や穴埋め問題はまだどこから考えればいいか悩んじゃうけど、長文問題は本文の内容と設問がほとんど理解できたからちゃんと根拠を持って選べるようになりました。」と答えてくれました。
まさに僕が目指した英語入試の解き方です。
やはり長文問題が解けると配点で非常に有利になります。
並び替えや穴埋め問題はどこからアプローチするかコツが要り、それは経験と慣れでしか得られないので身につけるのに時間がかかってしまうのは想定内です。
Iくんは中3の模試とはいえかつて自分が全く読めなかった長文問題が読めていること、なによりも『英文が読めるようになっている』ことが大きな自信になったようです。
中学から塾に通い始めて約6年経っても読めなかった物がわずか4日で読めるようになったのだから自信がつくのも頷けます。
北辰テストの後は2/27日に控えている東洋大学の入試に備えて過去問を少し解いてみました。
ここで驚くべきことがもう1つ。
なんと東洋大学の過去問に出てくる長文問題も内容が5〜6割ほど解るというのです。
これにはさすがの僕も驚きました。
まさかここまで爆発的に英語力が伸びるとは思っていませんでした。
当然僕の元へ来る前は東洋の英語は全くわからなかったそうです。
並び替え問題もまだ一発正解の確率は低いですが、ちゃんと解けるようになっていました。
少なくとも僕の解説を聞いて文の構造を理解できるレベルには成長しています。とても良い流れです。
5日目:2/25
ここで問題発生。
なんとIくんが喉に違和感があると言い出しました。
初日から咳はしていましたが、空咳だったので乾燥によるものと思っていました。
ですがこの日は咳に痰が絡んだ感じがあり、加えて咳の回数がかなり多かったので大事を取ってお昼でお休みとしました。
いくら勉強時間が限られているからと言って無理をしても意味がありません。
効率は悪いですし、最悪もっと体調を崩して長期の休養となりかねません。
疲れたら休む。
体調が悪ければ休む。
気分が乗らなければ休む。
これが効率よく勉強するためのコツです。
6日目:2/26
今日も咳が出ているということでお休みにしました。
発熱や体のだるさはないとのことなので風邪ではなく花粉症の可能性が濃くなって来ましたが、万が一を考えお休みです。
明日2/27日は東洋大学の試験ですし、ちょうどよい休息です。
7日目:2/27
東洋大学の入試日です。
結論から言うとIくんはこの日の入試に合格しました。
体調も問題なく、やはり咳は花粉症のようなので試験後から教室に来てもらい授業を再開しました。
Iくんに今日の出来を聞いてみると、「長文も並び替えもほぼすべて英語の意味が分かりました。2月上旬に東洋大学を受けた時は長文の内容の意味がわからず、試験が時間内に終わりませんでしたが今回は10分前に全問終わりました。」と言っていました。
実際に僕が問題を解いて答え合わせをすると、問題数に対して約70%の正解率でした。
配点が公表されていないため合否までは予想できませんが、十分合格の可能性がある結果でした。
8日目:2/28

今日からまた洋書の読書を再開しました。
starterレベルの”DIRTY MONEY”と”Police TV”を読んで要約文を書いてもらいました。
洋書を読むことにだいぶ慣れてきたようで、読むスピードはかなり上がっています。
9日目:2/29

今日も洋書の読書を続けました。
今日はstarterから1つ上のレベルである、stage1の本を読んでみました。
Iくんが選んだのは”Animals in Danger”です。
絶滅危惧種に指定された動物たちについて書かれた本です。
初のstage1であり、かつ内容が絶滅危惧種と堅いので読み終えるのに丸1日かかってしまいました。
でも22日から始めてわずか1週間でstage1を読み終えたことはすごいことです。
10日目:3/1

引き続き洋書の読書です。
昨日でstage1が読めるということが分かったので、今日もstage1から選んでもらいました。
今日選んだのは”THE ELEPHANT MAN”です。
象皮病に悩む男性のお話です。

今日は調子が良かったのか、それとも選んだ本が自分に合っていたのか、なんとこの“THE ELEPHANT MAN”を30分足らずで半分読んでしまいました。
これには僕も驚きました。
ちょっと目を離した隙に半分くらいまで進んでいるので「ほんとに読んだの?内容分かってるの?」と何度も聞いてしましました。
11日目:3/2
今日も読書です。
今日はstage1から”The Missing Coins”を選びました。
早くもstage1に慣れてきたのか2時間ほどであっという間に読み終えてしまいました。
読み終えた後は4日に控える日本大学の過去問を解きました。
東洋大学に比べ日本大学は文法を問う問題が多いので今回の授業計画にはちょっと合いません。
ですが初日〜2日目に教えた文法で十分対処できるレベルです。
文法問題は「この問題は解答者に何を問うているのか」を考えることで格段と解きやすくなります。
Iくんはそのコツがだんだんと少しずつ身についてきているのでこの2日と3日で一気に身体に染み込ませたいところです。
12日目:3/3
試験前最終日の今日もまずは読書からスタートです。
今日はstage2に挑戦してみました。
選んだ本は”PIRATES of the CARIBBEAN”。
そうです。
あのパイレーツ・オブ・カリビアンです。
もはや映画の小説が読めるレベルに達しているのです。
わずか1週間足らずでよくここまで成長したものです。
Iくんはパイレーツ・オブ・カリビアンの映画を見ていなかったらしく、内容を知らないのでstage2の高いレベルの英文に苦戦していましたが3時間ほどで読み終えました。
読み終えたら昨日の続きで日本大学の過去問を解きました。
穴埋め問題は解けるようになりつつあるのですが、なかなか並び替え問題の正解率が上がりません。
「1度目に間違えた後2度目で正解できる」「焦らなければ正解できる」レベルに達してはいるのですが、試験レベルにはあと一歩足らない感じがします。
とはいえ、1週間前までなにをどう並び替えれば良いのかさっぱりわからなかったのに比べたら大成長と言えます。
13日目:3/4
今日は日本大学の入試日です。
日大とは出題形式の相性が悪いというのはすでにIくんにも説明しているので、落ちるつもりで頑張っておいでと送り出しました。
後で聞くとやっぱり日大の問題は難しく余裕を持っては解けなかったそうです。
試験の後には教室に来て授業をしました。
僕が教える最後の授業です。
明日に控える東洋大学の過去問を解きました。
やはり東洋大学の問題では長文問題を7〜8割読み取れていて、穴埋め・並び替え問題の正解率も8割を超えていました。
長文問題のミスも2択まで絞れたうえで間違えているのでうちにきた頃と比べてだいぶ成長しました。
14日目:3/5
Iくん最後の試験日です。
今日は東洋大学でした。
この日の試験はどうも調子が出ず、微妙な出来だったそうです。
2週間の勉強と連日の試験の疲れが出てしまったのかもしれません。
「まぁ、元から無理を承知で受けてるんだからそんなもんでしょ〜」と2人で話しました。
その後教室でお菓子を持ち寄りささやかにお疲れ様会をしました。
そしてこの日、27日に受けた東洋大学の合格発表がありました。
冒頭で書いた通り、東洋大学に合格していたとIくんのお母さんからご報告がありました。
「まじか?!」と2人で驚きました。
もちろん27日の試験にも間に合うようカリキュラムを組んでいましたが、25・26日を思いがけず休むことになってしまったため正直厳しいかもしれないと思っていました。
実は27日の東洋大学が後期日程の第一志望ということもあり、無事合格できて本当に良かったです。
14日間のまとめ
結局3/4・5の試験には落ちてしまいましたが、27日の東洋大学には無事に合格できました。
- 高校3年間予備校にただ通っていただけでまともに勉強してこなかったIくんが
- 今年に入ってやっと受験勉強を始めたというIくんが
- 今年のセンター試験で35%しか取れなかったIくんが
2月上旬の前期日程では全滅した東洋大学に、わずか4日間の勉強で逆転合格しました。
僕のカリキュラムを信じてついてきてくれたIくん、そして大切なお子さんを預けてくださったお母さんのおかげでこの合格を掴み取ることができました。
本当にありがとうございました。
Iくんはこの14日間でstarterレベル:5冊、stage1:3冊、stage2:1冊の合計9冊の洋書を読みました。
要約文は6冊分書きました。うちに来た時は英文の構造を全く知らず、英語を訳すなんてまるで出来なかったところから13日でここまで成長できたと思います。

西原塾へ来る前は全く英語が読めなかったIくんが、わずか13日の間にこれだけ洋書を読みました。
授業中の1日の流れ
- 朝9時
- 教室へ登校。Iくんは電車とバスで教室まで来ていました。
- 朝9時半
- 軽く話した後に授業開始。初日・2日目は文法を、3日目以降は洋書の読書を開始。
- 12時半頃
- お昼休憩。前のコンビニに買いに行ったり、朝買って持ってきたお弁当を食べる。
- 14時頃
- お昼休憩終了。午前中の続きを再開。
- 17時頃
- 休憩。
- 18時頃
- 勉強再開。初日・2日目は文法、3日目以降は洋書の読書を続ける。
- 21時頃
- 授業終了。Iくんはお母さんが車で迎えに来ていました。
毎日、授業中は僕が出すお茶やお菓子、Iくん持参の飲み物やお菓子を食べながらユルユルやっていました。
授業中は常に飲食自由でした。
また、休憩時間の他にも居眠りはほぼ毎日30分ほどありましたが起こさず寝かせていました。
眠い時は寝るのが一番。シエスタだと思いましょう。

14日間の授業を終えて
まずはとっても楽しい14日を過ごさせてもらいました。
Iくんと僕は趣味が同じアニメだったのでその話でよく盛り上がりました。
他にも学校生活についてや恋愛話など久しぶりに高校時代に戻った気分でした。
性格や考え方が似ているので話をしていてとても楽しかったです。
感想・反省点
- 英文を読むために必要な主要文法は2日あれば身につけられる。
- To不定詞・分詞は3日ほどで読めるようになるが、並び替えなどでスラスラ使いこなすにはさらに1週間ほど必要。今回は少し時間が足らなかった。
- 穴埋め・並べ替え問題で必要な「この問題は解答者に何を問うているのか」という視点を身につけるには2日では少し足らなかった。4日あれば十分だと思う。
- 小説を読む習慣があると文法授業から洋書の読書へもスムーズに入れるので効率が良くなる。小説の体をなしていれば題材はなんでも良さそう。Iくんはライトノベルだった。
- はやり普段から小説を読んでいる子は洋書も読めるようになるスピードが早い。普段から話の流れを頭のなかで描く癖がついているからか。
- 洋書はstaterレベルを難なく読めるようになれば、センター試験や日東駒専レベルの長文を理解できるようになる。
- Iくんは”find”や”found”といった中学レベルの単語でも知らないものがあるといった決して高くない単語力だったが、期間中英単語の勉強は一切しなかった。大学受験といえども中学校で習う基礎単語で十分通用すると言える。単語の勉強は長文を読めるようにしてからの一番最後がオススメ。
費用
¥290,000
(1時間¥2,000×12時間=1日¥24,000)
(¥24,000×12日=¥288,000)
(¥2,000はIくんのお母様から電気代などの諸経費として頂きました。)
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