【生徒の声】落ちこぼれ受験生から100点連発受験生にしてくださりありがとうございました!
みなさんこんにちは!
今日は2016年5月から2017年2月まで西原塾の平日午前コースに参加してくれた北豊島高校3年のR.Sさんに西原塾の授業についてアンケートをいただきましたのでご紹介します。
西原塾の授業を受けた生徒のリアルな声が聞けますよ。
成長記録はこちらをご覧ください。
西原塾での10ヶ月間の勉強を終えたR.Sさんのアンケート
スマートフォンを横向きにすると見やすくなります。
それでは見ていきましょう!
- 質問1:西原塾をどこで知りましたか?
- SNS(Twitter)
- 質問2:他の学習塾と比べた場合、西原塾の料金はどの程度高いと感じますか?または安いと感じますか?
- 多少安い
- 質問3:他の学習塾の提供する授業・進路指導と比べた場合、西原塾の質はどの程度優れていると感じますか?または劣っていると感じますか?
- 極めて優れている
- 質問4:何が決め手となって西原塾を利用しましたか?
- 他の塾とは違うカリキュラム
- 質問5:西原塾へ来る前はどんなことに悩んでいましたか?
- 英語が読めないこと。
英語に対し苦手意識があること。
- 質問6:西原塾の授業、進路指導はいかがでしたか?
- 色々な塾に通っても全く英語が読めるようにならなかったのに今では洋書や字幕なしの洋画が見られるほどになりました。授業も面白く、進路指導も大手の塾とは違い、私が納得するまでとても親身に相談にのってくれました。
- 質問7:最後に、塾長:西原陽介へ一言お願いいたします。
- この塾に出会えて本当によかったです。
落ちこぼれ受験生から100点連発受験生にしてくださりありがとうございました!
西原塾塾長:西原陽介からのコメント
R.Sさん、アンケートありがとう!
R.Sさんから資料の問い合わせをもらったのはちょうど1年前の今頃でしたね。最初は英語のみで週3コマだけだったのが、私大文型なら国語と世界史も面倒を見させてほしいと僕がご両親に直談判して火曜日から土曜日の週15コマに。
高校1年で進学校である星野高校を中退してからは受験に通用する勉強をしていなかったこともあり、英語は品詞も五文型も知らないところから、世界史に至っては西原塾で初めてまともに勉強するという、高3の5月の段階で何も勉強していないまさに文字通りの落ちこぼれでしたね。
でも、授業を「すごい!初めて知りました!」と言いながらどんどん理解・吸収していく姿から僕はすぐにR.Sさんはもともと高い理解力を持つ人だと感じていました。落ちこぼれたのはたまたま環境が悪かったからだと思います。
その後英語を順調にこなし、世界史に入ると序盤こそ楽勝ムードでしたが段々と暗記量の多さに苦労することが増えてきましたね。自分の進路含めて色々と悩み始めて、塾を休みがちになったのもこの頃でしたか。「勉強しなければならないのはわかっている。でももし受験に失敗したらと思うと手がつけられない」とR.Sさんが悩んでいるとお母様から電話で連絡を受けたこともありました。
受験生だった頃、僕も同じように悩んだ時期がありました。最初は受験勉強が少しうまくいかない程度の小さな悩みですが、段々とその悩みは大きくなり、そのうち「自分はなぜ勉強するのか、なぜ受験をするのか」という大きな疑問に変わっていきます。これは自分本人が考えて、考え抜いて答えを見つけなければならないものです。そしてその答えは受験に対する真念に変わり、受験直前のプレッシャーに負けそうな心を支えてくれます。
だから私もお母様に「自分で答えを見つけなければならないものなので、なるべく放っておいてあげてください。夜食などで『家族はあなたを心配、応援しているよ』ということが伝わる程度にタッチしてあげてください。」というアドバイスをしました。R.Sさんなら自分で答えを見つけられると信じていたからです。
その後9月の授業を丸々休み、次に塾に来たのは10月。とても晴れ晴れとした顔をしていたのを覚えています。「在学中に留学がしたいので、留学制度の整っている成蹊大学へ入るために勉強します!」と明確な答えを見つけて戻ってきてくれましたね。とても嬉しかったです。
その後は相変わらず世界史には苦しみましたが、以前に比べて少しずつ点数が上がってきました。きっと勉強する理由を見つけたことで勉強に対する姿勢が変わり、それが日々の集中力につながっていたのだと思います。
無事に勉強する理由を見つけて、今まで以上に勉強に励むこの時期から、英語はセンター試験を解き始めました。最初は試験慣れしていないこともあり、全部解き終わらなくて点数も良くなかったですが、「ちゃんと英文が読めてます!」と嬉しそうにしていて僕も嬉しかったです。
11月に入るとセンター試験の英語では140点を超え始め、1度も点数が下がることなく右肩上がりでどんどん成績が上がっていきました。11月半ばには162点、末には172点、12月頭には175点と驚異的な伸びを見せてくれ、「勉強する理由を見つけた子はここまで見違えるのか」と本当に驚きました。ここまで短期間に、急激に伸びた子はもうそろそろ10年になる僕の塾講師歴の中でも初めてです。
12月に入るとセンター試験は世界史、国語も始めましたが、この頃には世界史はいきなり70点台、国語はいきなり現代文満点とその素質を開花していましたね。国語は得意と聞いていましたし、理解力が高いことから得意そうな気がしていましたが、現代文で満点とは流石に驚きました。
5月にうちに駆け込んできて始まった2016年も終わりの頃、この頃にはR.Sさんの努力は完全に花開き、センター試験では英国社全てで満点を連発するようになっていました。毎回採点する度に笑ってしまっていたのを覚えています。そのままの勢いでセンター試験に突入し、自己採点では案の定英国社すべて満点と、私は脳天気にも「この子は確実に成蹊に受かる」と思っていました。後で分かったことですが、すでにR.Sさんはこの頃から受験とは別に大変なプレッシャー、使命感と戦っていたのですね。
私的なことなのでここでは控えますが、いくつかの不幸が起き、その対応を受験勉強と並行して続け、その上で周りに迷惑がかからないようにと10-12月の間に死ぬ気で勉強して受験勉強を仕上げたとお母様から聞きました。
私にはとても悩んでいるようには見えなかったのですが、必死に外には見せないようにしていたのですね。それがわかったのは2月に成蹊大学のセンター利用で落ちたと連絡を受けたときです。自己採点で満点だったのですから、マークミスしかありえません。センター試験の緊張に加え、他にも色々とプレッシャーがあったのでしょう。その結果がマークミスにつながってしまった。仕方のないことです。
しかしその後2月の成蹊大学一般入試でも全滅。正直驚きました。でも、あとでお母様から聞いた話から、この時に実力が全く出せなかっただけのプレッシャーがあったことは分かります。「ああ、だから落ちたのか」と後で納得しました。実力が物を言うのが試験ですが、身体的、精神的な健康状態が問われるのもまた試験です。あれだけの不幸が起きれば精神的に平静を保つ、または装うだけで精一杯だったと思います。よく頑張りました。
結果だけ見れば残念ですが、うちに来てからの10ヶ月、様々なことを経てとても大きく成長したと思います。学力はもちろんのこと、それだけでなく、一人の人間として立派に成長したと思います。僕はあまり好きな言葉ではありませんがあえてこの言葉を贈ります。「結果だけが全てではありません。」
すべての結果が出終わったあと、早慶を目指して浪人すると言っていましたが、学力的には12月にすでに早慶の過去問で満点が取れているのですから心配はしていません。ただ、R.Sさんの悩みを抱え込む癖、一人で背負って解決しようとする姿勢だけが心配でなりません。周りの人を頼ってもいいんですよ。でないと自分が壊れてしまいます。それはかえって周りを悲しませるだけです。僕も微力ながら、相談くらいには乗りますので、また来てくださいね。10ヶ月お疲れ様でした。そしてありがとうございました!