【高校受験・大学受験】ゼロから始める英語の基本文法その16: 「To不定詞の名詞的用法」はS・O・Cに変化!
【高校受験・大学受験】ゼロから始める英語の基本文法
16. 「To不定詞の名詞的用法」はS・O・Cに変化!
※滑舌悪くて申し訳ありません・・・
動画で話している内容
今回はTo不定詞の最初の用法
「名詞的用法」を
解説します。
名詞的用法はその名の通り、
「to+動詞の原型」が
名詞として働いています。
判別のしかた
S・O・Cのどれかになっている
五文型のルールでは名詞は
S・O・Cのいずれかに
変化します。なので、
名詞的用法も必ずS・O・Cとして
文中では使われています。
To不定詞の中の動詞について
上の例文て使われている、
“English”
“schools”
“a new novels”
これらはすべて
「他動詞の目的語」です。
To不定詞は「To+動詞の原型」が
名詞、形容詞、副詞になります。
なので最終的には
「Toと動詞の原型」は元々の品詞を
失ってしまうのですが、
To不定詞を構成する途中は
Vは自動詞・他動詞の働きを
持ち続けます。
自動詞であれば、
「文末」「前置詞」「副詞」
を次に取ります。
他動詞であれば
必ず「目的語」
を次に取ります。
これは普通にVを使う時と
変わりません。
O’(オーダッシュ)について
To不定詞の中にある他動詞も
必ず目的語を取ります。
目的語なのでOと呼ばれます。
しかし、このOは
To不定詞の中にあるVのO
であって、
その英文の中心となっている
VのOではありません。
例えば、
“To learn English is important.”
の”English”は
“learn”の目的語Oですが、
この英文の中心となっている
Vはあくまでも”is”です。
「この文は第何文型ですか?」
という質問に答える時に使う
のは文の中心となっている
文型構成要素SVOCです。
そのため、”English”は
確かにOですが、
文の中心のVである”is”
の目的語ではないので
この文をSVOとすることは
できません。
では”English”はどうなるのか。
OはOでも、文の中心ではない。
それを表すマークがあります。
それが「’(ダッシュ)」です。
O’(オーダッシュ)と言います。
To不定詞の中にあるVも
文の中心ではないので、
V’(ブイダッシュ)と言います。
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