【高校受験・大学受験】ゼロから始める英語の基本文法その9: 「第一文型」はS+V!
【高校受験・大学受験】ゼロから始める英語の基本文法
9. 「第一文型」はS+V!
※滑舌悪くて申し訳ありません・・・
動画で話している内容
今回は五文型のひとつ目、
「第一文型」をやっていきます。
第一文型は
S+Vつまり主語+動詞で
構成されています。
ひとつ目の”I run”のような
文だと楽なのですが、
実際には例2のような
前置詞句を伴う文が多いです。
前置詞句は「形容詞」または「副詞」
として働きます。
今回は副詞として働いています。
副詞は名詞以外の
「動詞」「形容詞」「副詞」「文全体」
にくっつくことが出来ます。
今回は動詞”go”と一緒になっています。
副詞はSVOCのどれにもならず、
文型上は無視されるので
残るは”I go”のS+Vとなります。
前置詞句について
動画で話している内容
“I go to London.”
の文に使われている”to London”
のように「前置詞+名詞」の組み合わせを
前置詞句と言います。
前置詞句は、
「形容詞」または「副詞」
として働きます。
どちらの用法なのか
判別する方法は、
形容詞と副詞の使用パターン
すべてを消去法で試す
ことです。
例1の文
The book on the desk is interesting.
【単体形容詞】
単体形容詞は必ずCとなるため、
SCVCという
新文型となってしまいます。
よって可能性は消えます。
【名詞とセットの形容詞】
前置詞句の形容詞的用法は
「名詞+形容詞(前置詞句)」
の形を必ず取ります。
この場合名詞と前置詞句のみで
訳せるかを試すと良いです。
今回は「机の上の本」
となり問題なさそうです。
【動詞とセットの副詞】
前置詞句と動詞で訳せるかを
確かめましょう。
“is”は「〜は」ではなく、
「=」を表す動詞です。
「机の上=」では
意味が通じないので、
“on the desk”と”is”
の組み合わせは使えないと言えます。
また、通常前置詞句が
名詞とセットとなる
副詞として働く場合、
前置詞句は文末に
あることがほとんどです。
【形容詞とセットの副詞】
前置詞句と形容詞で訳せるかを確かめましょう。
“interesting”は
「面白い」を表す形容詞です。
「机の上に面白い」では
意味が通じないので、
“interesting”と
”on the desk”の
組み合わせは使えないと言えます。
【副詞とセットの副詞】
この文には副詞が
存在しないため、
副詞とセットになる
副詞の可能性は0です。
【文全体とセットの副詞】
※副詞を文全体と
セットにして使う場合、
「副詞, SV〜」
と使われます。
(”,(カンマ)”はない時もあります)
今回は文全体とセットの
副詞ではありません。
例2も同様に、
形容詞の2パターン、
副詞の4パターンを
消去法で試していきます。
こちらは
動詞とセットの副詞
として使われています。
前置詞句は
形容詞の
「単体」と「名詞とセット」
副詞の
「動詞」「形容詞」
「副詞」「文全体」
という合計6パターンから
消去法で使われ方を判別します。
最初は面倒ですが、
慣れてくるとぱっと見ただけで
どの用法か見抜けるようになります。