【生徒の声】難関私大に合格できるまでに実力を伸ばしてくれて本当にありがとうございました

みなさんこんにちは。
塾長の西原です。

今日は2018年6月~2021年1月の約2年半、西原塾で授業を受けていたYU君とお母様から頂いたアンケートをご紹介します。

YU君は英語・国語・社会、全てゼロの状態で入塾し、浪人を経て最終的には明治大学 法学部に合格しました。

西原塾の授業を受けた生徒のリアルな声をお聞きください。

YU君の指導結果はこちらをご覧ください。

YU君のアンケート


質問1: 西原塾をどこでお知りになりましたか?

インターネット検索

質問2: 他の学習塾の提供する授業・進路指導と比べた場合、西原塾の質はどの程度優れていると感じますか?または、劣っていると感じますか?

極めて優れている

質問3: 何が決め手となって西原塾を利用しましたか?

一般的な講師1人につき生徒2人の個別塾とは違い、完全なマンツーマンで指導を行ってくれたこと。

質問4: 西原塾を利用する前にどんなことで悩んでいましたか?

独学での英語の勉強が上手くいかず、近所の塾に通ったものの、英語の勉強法が身につかなかったこと。

質問5: 西原塾の授業・進路指導はいかがでしたか。質問4の悩みは解決しましたか?

1コマ90分、完全なマンツーマンでの指導、そして解説に頼るのではなく、自分の頭で考えて答えを導き出す授業のおかげで、英語の勉強法だけでなく、実生活においても重要な思考力を身につけることができた。

質問6: 塾長・西原陽介へ一言お願いいたします。

入塾当初、英語が中1レベル以下であり、思考力も未熟であった自分を難関私大に合格できるまでに実力を伸ばしてくれて本当にありがとうございました。

質問7: 西原塾に入る前の自分にアドバイスするとしたら?

たとえ、すぐに結果が出なくとも、諦めずにコツコツやろう。

塾長からのコメント

YU君アンケートありがとう!

YU君が西原塾に来たのは高2の6月でした。

入塾面談の時にお母様から「学校の保護者会で『学校では英語の成績を上げられないので塾・予備校などを頼ってください』と言われてきました。」と聞いてとても驚きました。

実際に、YU君の高校は偏差値68とトップクラスの進学校でしたが品詞や5文型、to不定詞の判別などといった基礎英文法が全く分かっていませんでした。

今振り返ればYU君がサボっていたからではなく、学校の指導内容が原因だったのだろうと思います。

基礎英文法は特につまづくこと無く進み、最初に壁にぶつかったのは音読パッケージで和訳を出してもらうときでした。

「私たちは暮らしに病気を得るような心臓の病気」のような和訳が正しい、正しくないの前に日本語として成立していない文をよく作っていました。

何度も「そんな日本語無いよ」「それは日本語になっていないよ」と指摘したのを覚えています。

決められた単語訳や文法訳を使いつつ、自分が100%理解できる日本語を目指すことを意識するようになってからは少しずつ改善していきました。

その後着実に成長していき、現役時のセンター試験では153/200点と十分な成績を修めました。

苦戦していた英語に対して世界史は最初から好調で、現役時のセンター試験で95/100点を取っていて最初から最後まで安定していました。

日東駒専クラスであれば十分合格圏内でしたが、YU君の意思を尊重してGMARCHや早慶といったさらなる高みを目指すべく浪人生活へ突入しました。

正直、現役終了時の点数から、浪人すれば余裕で早慶レベルにまで届くと思っていました。

そんなYU君に予想外の壁が立ちはだかります。

なぜか英語の点数が上がらないのです。

浪人突入時からセンター試験やGMARCHクラスの過去問を解き始め、浪人後の10月の時点でセンター試験は2007年~2020年までの14年分を2回ずつ、学習院大学も2007年~2020年までの14年分を1年に付き3~4学部ずつ解きました。

過去問は解いて終わりではなく、答え合わせの後に1回は自分で解き直しをしてもらい、そこでも解けなかった問題を私が細かく解説していました。

これだけやっていれば普通なら嫌でも英文読解力が上がり、試験問題の出題形式にも慣れて点数が上がっていくはずです。

しかしYU君は浪人生になった春からずっと点数が変わりませんでした。

原因は2つありました。

1つ目はGMARCHレベルの長文に対して、和訳ができてもその内容を100%理解しきれないという日本語力不足。

2つ目は「この問題は何を聞いているのか」といった問題作成者の意図を汲み取る力不足でした。

この時期は「自分は頭が固く、先生の教えたとおりにできない」とかなり悩んでいたようです。

なかなかうまくいかなくて自信を失ってしまったこと、不器用で柔軟に物事を考えられないことがコンプレックスになり気になるようになってしまったこと、これをきっかけにこれまでの生き方を後悔するようになってしまったことをお母様から聞いていました。

私はお母様に次のようなアドバイスをしました。

  • 悩みや苦しみがあるのは高いレベルへ向かっている証拠であること
  • 悩んだ時に自分なりの答えを出す習慣を身につけることで論理的思考力を鍛えられること
  • 悩みの原因を特定し、改善策を自分で考えることは重要だけど、自己否定はやめさせてあげて欲しいこと
  • 基本はひとりで考えさせ、助けを求めてきたら手を差し伸べてあげてほしいこと
  • 自分の中で歯車が噛み合っていないから点数に繋がっていないだけで、単語力・文法力・論理的思考力それぞれは十分高い水準にあること

人によってはここで心が折れてしまうことがあるので正直このアドバイスは賭けでしたが、YU君なら生まれ変わるチャンスにできると信じていました。

その後も点数が上がらない状態が続きましたが12月に入りついに効果が現れ始めました。

明治大学や法政大学の過去問で正解率が80%を安定して超えるようになったのです。

やっと眠れる獅子が目覚めたかと、これまでの講師人生で1番嬉しかったのを覚えています。

一度感覚をつかんでからは今までの苦労が嘘のように爆発的に点数が上がりました。

もはやセンター試験の過去問では90%前後をキープし、GMARCHや関関同立の過去問では80%を下回ることはなくなりました。

その勢いのまま受けた共通テスト本番では

  • 英語: 88/100点
  • 世界史: 97/100点
  • 現代文: 85/100点

と、凄まじい点数を叩き出しました。

唯一古文だけは英語に圧迫されて手をつけるのが遅れたため19/50点でしたが、共通テスト後に対策すれば間に合いますし、GMARCHの中には法政大学など、古文を課さない大学もあるため間に合わずともその道で十分良い結果を出せると信じていました。

英語・世界史が安定するようになってから、共通テスト後は古典と現代文を集中して対策しました。

古典の勉強は単語・活用表・一部の文法を覚えたらあとは文章読解と英語とかなり似ているのですが、英語と比べて暗記量・思考量ともに少なく難易度はかなり下です。

英語を克服したYU君にとってもはや敵ではありません。

現代文も、英語で書かれた難しい文章を日本語に和訳して内容を考えてきたわけですから、今更最初から日本語で書かれた文章なんて相手になりません。

能力的には完璧なので、あとは本番で実力を発揮できるか、YU君の精神力が合否を左右するところまで来ました。

この1年苦しみながら考え、もがき続けた分、精神力も大きく成長しているはず。

予期せぬ体調不良など無く、今のYU君のまま受験できれば結果はついてくると確信していました。

最終的にYU君は次の大学に合格しました。

  • 明治大学
    経営学部・法学部
  • 法政大学
    社会政策学部・経済学部・法学部・経営学部
  • 中央大学
    商学部
  • 成蹊大学
    経済学部・法学部・経営学部
  • 成城大学
    社会イノベーション学部・経済学部・法学部
  • 武蔵大学
    経済学部・人文学部・社会学部
  • 駒澤大学
    法学部・経済学部・経営学部
  • 専修大学
    経済学部・法学部・経営学部

当初目標としていた早稲田大学には惜しくも落ちてしまいましたが、GMARCHには3大学7学部合格と大成功と呼べるとんでもない結果でした。

YU君は法学部が第一志望だったので、最終的には明治大学 法学部に進学しました。

大学入試は努力した人が報われるものですが、努力した人がかならず報われるわけではありません。

YU君と同じように悩み続けながら努力したにも関わらず、結果がついてこなかった人を数多く見てきました。

悩んでいた時期を知っているだけに本当に嬉しかったです。

塾講師をしていると生徒の受験結果にだんだんと慣れてきて、生徒の結果に喜びも悲しみもなくなり淡々と受け入れてしまうようになるのですが、私の中でYU君は特別な存在でした。

高2の6月からかれこれ2年半毎日のように授業をしました。

これだけ長い期間ほぼ毎日授業をした生徒はYU君が初めてでした。

大げさかもしれませんが、私の知識・考え方、全てを教えたつもりです。

私にとってYU君はただの教え子ではありません。

独りよがりでおこがましいかもしれません が、私にとってYU君は愛弟子です。

愛弟子が大きく成長し、実力を遺憾なく発揮して結果を出した。

師としてこれ以上の喜びはありません。

合格おめでとう。

約2年半、本当にありがとうございました。

YU君のお母様のアンケート

質問1: 西原塾をどこでお知りになりましたか?

インターネット検索

質問2: 他の学習塾の提供する授業・進路指導と比べた場合、西原塾の質はどの程度優れていると感じますか?または、劣っていると感じますか?

極めて優れている

質問3: 何が決め手となって西原塾を利用しましたか?

勉強において、息子のわからないところをわかってくれる先生に出会えた事

質問4: 西原塾を利用する前にどんなことで悩んでいましたか?

質問3と同じですが、息子のわからないところをわかってくれる先生に出会えなかった事

質問5: 西原塾の授業・進路指導はいかがでしたか。質問4の悩みは解決しましたか?

悩みは解決しました。大変きめ細かい指導と生徒にとことん考えさせる授業は勉強の向上だけではなく、人としても成長させてもらいました

質問6: 塾長・西原陽介へ一言お願いいたします。

息子の中学生レベルの英語力を最終的にはGMARCHに合格出来るまでにしていただき、本当にありがとうございました。心より感謝を申し上げます。

質問7: 西原塾への入塾を検討しているお子さん・ご家庭へアドバイスをお願いいたします。

すぐに結果が出ないこともあるかもしれませんが、先生の指導に従えば必ず良い結果につながると思います。

塾長からのコメント

アンケートありがとうございます。

また、合格おめでとうございます。

現役時は新しい知識を覚えることが主な内容であり、暗記作業が得意なYU君は急激に実力を上げることができていました。

しかし、浪人中は得た知識を用いて論理的に考えて解くという、恐らくYU君が苦手としていた(または慣れていなかった)作業が中心となりました。

また、ゼロから実力が急上昇し手応えを感じられた現役時と違い、過去問の点数が急激に上がるわけでもなく精神的に辛かったと思います。

途中で「先生の言っていることは分かるが、どうしたら良いか分からない」と悩んでいるとご相談がありましたが、そんなぎりぎりの状態でも諦めず、粘り続けた結果が今回の快挙につながったと思っています。

浪人中の勉強を通じて論理的思考力が上がったであろうことはもちろんのこと、苦しみ続けながら1年を耐えたメンタルコントロール・経験・実績は『浪人生』の今しか手に入れられない貴重な財産です。

1年浪人する、大学に入ってから1年留年する、社会に出てから1年休職する、どれも1年という期間は同じです。

しかし、浪人生の1年は社会からの隔絶感、現役合格していった同級生への劣等感、今年は失敗できないという緊張感などが入り混じった、ものすごく濃く、特殊な期間です。

私は今でも浪人時代が1番自分自身や自分の人生について考えた時間だと思っていますし、あの時があったからこそ今の自分があると思っています。

YU君にとってもこの浪人期間が価値あるものになれば幸いです。

YU君は現役後にも浪人生として継続して指導させていただいた初めての生徒です。

通常ならば現役の結果を踏まえて他の塾へ移ってもおかしくないところをもう1年チャンスを与えていただき本当にありがとうございました。

その信頼に少しでもお応えできていれば幸いです。

約2年半、本当にありがとうございました。

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